短期離職で人生終わり?短期離職しても前向きに生きる方法

短期離職で人生終わり?短期離職しても前向きに生きる方法

「短期離職」と聞いてどういうイメージを持つでしょうか?

  • もうどの企業も雇ってくれない
  • 転職活動しようとしてもどうせ落とされてしまう

などとネガティブに考える人が多いでしょう。私自身も短期離職を2回経験しており、新卒の会社で8ヶ月、2社目の会社で7ヶ月で辞めています。

私自身、2社目を辞めたとき、「もうどこも雇ってくれはしないだろうな…」とすごくネガティブに考えていました。

とはいえ、そこからなんとか這い上がり、現在はウェブディレクターとして、一般的には大手企業と呼ばれるような会社で充実した毎日を送っています。転職も4回しており、毎回年収アップも実現しています。

何が言いたいかというと、「短期転職をしたからといって人生終わりなんかではない」ということ。この記事では、短期離職で悩んでいる人に向けて、短期離職に至った原因や解決策、前向きに生きる方法についてご紹介します。

目次

短期離職が人生に与える影響

ちょっとネガティブな内容にはなってしまいますが、短期離職がどういう影響を与えるのか考えてみます。短期離職をした人はまさに実感している部分かもしれませんが、今の自分と照らしあわせながら参考にしてみてください。

考えられる経済的影響

収入の減少

短期離職によって収入が減少することは避けられないですよね。貯金があまりないと生活費が圧迫される可能性があり、無職期間が長引くと貯金が底をつくこともあります。

私自身も、2社目を退職してから貯金は底をつき、一人暮らしの家を退去して少しの間実家に帰ったりもしました(思い出すだけでなかなかの辛さ…)。

このような場合には、まずは節約生活を心がけることが必要です。私の場合だと、1日1食にしたり、交通費を節約するためバスや電車に乗らずできるだけ歩いたりしていました。そのほか、バイトや派遣などで収入源を確保する方法もあるでしょう。

保険や福利厚生の喪失

会社を辞めることによって、健康保険や厚生年金など、保険や福利厚生を失うことになります。とくに住民税など、会社を辞めると個人で支払う必要があるので大変です。しかも一括で大きな金額が必要となることもあるでしょう。

私自身も、2社目を辞めた際に住民税の額に驚いた記憶があります。また、住民税だけでなく、国民年金への加入手続きが必要になります。手続き方法については以下を参照してみてください。

借金やローンの返済に関する問題

短期離職が原因で収入が減少する場合、場合によっては、借金やローンの返済に関する問題が生じることがあります。これらの支払いを滞らせることは、信用情報に悪影響を与えるため、長期的に見てもあまりよいこととはいえない部分もあります。

このような場合には、返済計画の見直しを検討し、必要な場合は債務整理を行うことも一つの手段です。

考えられる社会的影響

周囲の人々から(親から)の非難

短期離職をすることで、友人や先輩・後輩など、周囲の人々からは非難を受けることがあります。私の場合、なかでも両親から非難された記憶があります。会社を辞める旨を相談した際に

「せっかく苦労して入った会社なのにもったいない」
「辞めたらどうするの。今辞めても雇ってくれるところなんてないよ」

などときつく言われた記憶があります。とはいえ、現職がきつくてこれ以上耐えられない場合、今後の展望など話す余裕もないでしょう。そのような場合は、「短期離職したらみんなどう思うかな…」などとまわりは考えず、自分の健康を優先することをおすすめします。

キャリアアップの妨げ

短期離職は、キャリアアップにも悪影響を及ぼす可能性があります。私も2回短期離職をしましたが、キャリアップにものすごいプラスになったかといえば、正直イエスとはいえません。

例えば、転職活動の際に、短期離職の経験が妨げになり、書類や面接が通りにくいといったことは正直あります。あまり考えたくはありませんが、現実の一つとして考慮しておく必要はあるでしょう。

心理的影響

自尊心の低下と将来への不安

短期離職をすることで、社会的孤立や自己評価の低下を招くことがあります。離職期間中に人間関係や社交的な活動が減少し、家に引きこもる時間が増えると、社会的に孤立してしまう可能性があります。

そうしたなかで自尊心が低下し、「自分なんてどこにも雇ってくれはしない」「自分なんてもうダメ人間だ」などと自信を失うことがあるでしょう。私自身も自信を失い、これからの人生を考えるとものすごい絶望感が襲ってきた記憶があります…。

自尊心の低下とともに、将来への不安も増えてきます。短期離職によって、「今後どのようにして働けばよいのだろう」「転職できるのかな…」などと、将来に対する不安や不信感が募るでしょう。

短期離職に至った原因と解決策

短期離職の原因と解決策を考えるイメージ画像

原因の分析

ワークライフバランスの乱れ

まず考えられるのがワークライフバランスの乱れです。私自身、2社目の会社では早いときで朝の6時台から夜の9時台まで働いていたこともあります。最近は長時間労働は少しずつ改善されている部分もあるかもしれませんが、とはいえ厳しい労働環境で働いている人もいるのではないでしょうか。

また、労働時間だけでなく、業務の内容も短期離職に大きく関わる部分だといえます。とくにプレッシャーの高い業務に携わっている人は、心理的影響からストレスがたまって睡眠不足になったりすることなどがあげられます。

人間関係のトラブル

職場での人間関係のトラブルが、短期離職の原因となることもあります。例えば、上司のパワハラやセクハラ、同僚のいじめなど。職場内でのストレスがたまることが原因で、短期離職を余儀なくされることがあるでしょう。

そのほか、職場内での人間関係がなかなかうまくいかず、ストレスを感じる場合もあります。

職場環境が合っていない

職場環境が自分に合っているかどうかについても、短期離職の原因となることがあります。例えば、業務内容や業界、職場の文化などが自分に合わないと感じた場合、ストレスを感じやすいでしょう。

また、職場の設備や労働環境が悪かったり、労働条件があまりよくない場合もあります。このような場合には、職場や業務内容を変えることや、転職を考えることも必要です。

とはいえ、転職をするといってもどう進めればよいかわからない人もいるのではないでしょうか。そんな人には転職エージェントのサービスを活用するのもおすすめです。無料で転職相談はもちろん、一人ひとりにあった求人を紹介してもらえます。

私自身4回の転職経験があり、多くの転職エージェントを活用させていただきました。おかげで現在は営業職からキャリアチェンジして、大手企業で自分らしく働けているなと日々感じています。気になる方は、以下の転職エージェントをぜひ試してみてください。

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解決策の探し方

現状の問題点の整理と分析

まずは、短期離職に至った原因を細かく整理して分析してみることが大切です。自分自身が失敗した点や、今感じている職場の問題点などを洗い出してみましょう。

おすすめの方法はノートに書き出してみること。ノートに書き出すことで、自分を客観視できるほか、気持ちもスッキリしやすいのでおすすめです。具体的にどのような問題があったのかを明確にすることで、今後同じような状況に陥らないように対策を講じることができます。

次のキャリアステップの設定

次に、自分が今後どのようなキャリアステップを目指すのかを設定してみましょう。過去の失敗から学び、今後は自分のスキルアップに繋がる職場を選ぶことが大切です。

そのためには、将来的に自分がどのような仕事をしていたいのかを明確にすることがおすすめ。将来のありたい姿を明確化しておけば、今後の転職活動や職場選びの基準を設定することができます。

どういう仕事や職種が向いているかわからない人は、自分の強みを知ってみることから始めるのも一つの方法です。私は以前、ストレングスファインダーという本で自分の強みを改めて再認識することができました。気になる方は、下記のリンクからぜひ手に取ってみてください。

運動や趣味などを通してストレスの解消

短期離職はメンタル面にも影響を与えることが大いにあります。私自身も、短期離職した後の離職期間は、メンタル面でなかなか辛いものがありました。

今後同じような状況に陥らないようにするためにも、自己肯定感を高めるメンタルケアが必要です。例えば運動や趣味など、自分自身がリラックスできる方法を見つけてストレス解消に努めてみてください。

また、人と話す機会を増やし、今後のアドバイスやキャリアサポートを受けてみることも効果的です。転職エージェントを活用すれば、求人を紹介する以外にも、キャリアアドバイスなどもしてもらえます。人と話してスッキリできるという部分もあると思うので、ぜひ活用してみてください。

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短期離職後の再就職戦略

再就職の際の注意点

短期離職後の再就職は、ハードルが高いものだと考える人も多いのではないでしょうか。短期離職後の再就職を考える際は、以下の注意点を押さえておくことが大切です。

履歴書や職務経歴書の書き方

短期離職をした理由については、あえて履歴書に書く必要はありません。文字で退職理由を適切に伝えることは難しいので、面接でしっかりと伝えられるよう準備しておきましょう。

また、履歴書や職務経歴書には、自分の能力や経験、スキルなどを簡潔にまとめて伝えることが必要です。短期間の離職があった場合は、前職での経験だけでなく、離職後の自己成長についても記述することで、自分の成長をアピールできるでしょう。

面接でのアピールポイントの見つけ方

面接では、自分の強みやアピールポイントをアピールすることが大切です。自分自身の長所や過去の実績、取り組み方やアイデアなど、自分のアピールポイントを見つけ、それを具体的なエピソードを交えて話すようにしましょう。また、自己成長への意欲や、前向きな姿勢をアピールすることもおすすめです。

退職理由の説明方法

面接で必ず聞かれる質問の一つが、離職した理由です。短期間での離職に対しては、「どうして前の会社を辞めることになったのですか?」といった採用担当者からの質問が高い確率で聞かれるでしょう。

自分の離職理由を伝える際は、採用面接官が納得するように変換することが大切です。「残業が多かった」「人間関係が耐えられなかった」などと事実のみを話してしまうと、「うちの会社でも同じような理由で辞めてしまうな」などと思われてしまうことも。

退職理由を伝える際は、できるだけポジティブに説明し、前向きに取り組んできたことをアピールすることが重要です。また、離職後にどのように自己成長につながったかを話すことで、自己成長意欲の高さをアピールすることもできます。

履歴書や面接での対策

スキルや経験の強みのアピール方法

再就職の際、履歴書や面接でのアピールポイントを見つけることが大切です。自分のスキルや経験の強みを明確にして、履歴書や面接でアピールするようにしましょう。

スキルや経験をアピールする際には、実際の事例を交えてできるだけ具体的に説明することが有効です。具体的にどのようなプロジェクトに参加し、どのような役割を担当したかを説明することはもちろん、

「仕事をしているうちに〇〇のところが課題だと思うようになりました。そこで、こうすればもっとよくなるのではと思い〇〇を提案しました。結果として、売り上げが〇〇%上がりました。」

など、

  • 自分で仮説(問い)を立てつつ、
  • 実行に移し、
  • 具体的な数値を含めて結果にもつながった

と一連の流れを説明できれば、「主体的に自らPDCAをまわせる人なんだな」などと好意的に見てもらいやすいです。とはいえ、なかなか具体的な結果含めてエピソードがない人もいるでしょう。

個人的には、具体的な結果がなくとも、自ら課題を見つけて、その解決に向けてアクションしたという何かしらの事例があれば、アピールにつながりやすいです。

離職の理由や状況の適切な説明方法

離職の理由や状況については、説明方法に注意が必要です。嘘をついたり、事実と異なることを言ったりすると、信頼を失うことにもつながりません。

嘘をついてはいけませんが、離職の理由については、前向きな言葉で説明することが大切です。たとえネガティブな理由であっても、その経験を活かし、今後のキャリアにつなげることができるという前向きな考え方をアピールするよう心がけてみてください。

再就職活動の方法とアプローチ

再就職活動においては、自己分析や転職エージェント、ネットワーク構築など、さまざまな方法があります。

自己分析の重要性

自己分析は、再就職活動において非常に大切なステップです。自分のことを理解していないと、せっかく転職できたとしても再び短期離職につながる可能性も考えられます。

具体的には、

  • 自分自身が何が得意なのか
  • どのような職場環境が自分に適しているのか
  • 将来的にどのようなキャリアを描いているのか

といったことをできる限り明確にしておきましょう。

自己分析の方法

己分析の方法としては、端的にいうと

  • 自分自身がどのような人間なのかを客観的に見つめ直すこと
  • 自分自身が興味を持っていることや、得意なことをリストアップすること
  • これまでの経験やスキルを整理すること

などがあげられます。とはいえ、自分にどういう人間か、どういう強みがあるのかわからない人もいるでしょう。そういうときは上記のストレングスファインダーのほか、dodaの「自己PR」発掘診断がおすすめです。16の質問から、アピールできるスキルを教えてくれます。

気になる人は、以下のリンクからチェックしてみてください。

転職エージェントや転職サイトの利用方法

転職エージェントや転職サイトは、再就職活動において非常に便利です。転職エージェントを活用すれば、自分自身の希望やスキルにマッチした求人を紹介してくれるほか、面接対策のサポートなども提供してくれます。

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短期離職後の人生を前向きに生きる方法

前向きに生きている人のイメージ画像

経験をプラスに変える考え方

短期離職は誰にでも起こりうること。現在短期離職をして転職活動中の人は、過去の経験をできるだけプラスに変える考え方が大切です。どういうふうにすれば前向きに生きられるのか考えてみましょう。

過去の経験を振り返る

まず、短期離職の原因となった出来事や状況を冷静に振り返ってみましょう。自分を俯瞰的に見つめてみるなかで、どうして短期離職をしたのか原因を考えてみます。

また、そのなかで、自分自身が何を学び、どのように成長したのかを見つけましょう。「こういうところが大変だったけど、このおかげで少し成長できたかも」などと自分との対話を深めていくことが大切です。

振り返りながら仕事で得たスキルや知識、経験をうまく自分の武器に変換して、次の職場に活かしていきましょう。

経験を成長の機会と捉える

離職に至った状況に対して悔しいと思う人もいるでしょう。ですがそれを成長の機会ととらえることも前を向いて生きるには大切なことです。新しい職場で求められるスキルや知識を身につければ、自分自身をさらに成長させることができます。

自分の価値観や目標を再確認する

離職後は、自分自身の人生設計を見直すよい機会となります。自分自身の価値観や目標を再確認し、今後のキャリアや人生の方向性をじっくりと考えてみるのもおすすめです。

短期離職は人生において大きな転機となるかもしれません。「短期離職をしてしまったから人生終わりだ」とネガティブに思うかもしれません。

私も2回短期離職をしたときは絶望感を味わいました。ただ、当時「このままで終わってたまるか」とそれが原動力となり、今こうして前向きに生きていられます。確かに短期離職の後の絶望感を相当なものですよね。辛いですが、そうしたときにこそ前向きに考えることで、自分自身を成長させ、新しいスタートを切ることができるはずです。

自己成長につながることに挑戦する

スキルアップや資格取得を目指す

短期離職後には、自分自身を成長させることで、再就職に役立つスキルを身につけることができます。その方法としておすすめなのが、スキルアップや資格取得を目指すこと。たとえば、短期間で習得できるスキルや、求人市場で需要がある資格を取得することができれば、再就職活動で有利に立てる可能性もあります。

私自身は、離職中ではありませんが、在職中にTOEICの勉強をし、2021年に860点取得することができました。そのおかげで大手企業のグローバル部門への転職につなげることができています。ちなみに現在はオンライン英会話を1年以上毎日続けており、スピーキングもある程度話せるようになりました。

英語以外にも、オンラインでプログラミングを勉強し、プログラミングスクールに4ヶ月通ってプライベートの時間を使ってがっつり勉強に励みました。そのおかげもあり、仕事でもシステム開発を伴うコンテンツのディレクションなどをやらせてもらってもいました。

英語やプログラミングにも関わらず、社会人になって勉強するというのは学生とは違った面白さがあると思っています。どの方法を選ぶにしても、自分に合った方法を選び、継続することが大切です。

ボランティアや社会貢献活動に参加する

短期離職後には、ボランティアや社会貢献活動に参加するのもよいでしょう。たとえば、コミュニケーション能力やリーダーシップ能力、チームワークなどを身につけることで自身の成長につながるでしょう。

ボランティアや社会貢献活動には、地域のイベントのお手伝いや、ボランティア団体への参加、海外ボランティア、環境保護活動など、さまざまな種類があります。ぜひ、自分の興味や関心がある分野を選んでみてください。

短期離職が必要な場合の判断基準と注意点

短期離職の判断基準について考えるイメージ画像

短期離職の必要性を判断するためのポイント

短期離職をするかどうかを判断する際には、自分自身の状況を客観的に見つめることが大切です。以下のポイントを参考に、自分自身が短期離職をする必要があるかどうかを判断してみてください。

仕事に対するストレスや不満が大きくなったとき

仕事に対してストレスを感じることは誰にでもあることですが、それが長期間続くと身体的・精神的な問題を引き起こすことがあります。

私自身、毎日長時間働いているなかで、早朝覚醒するようになり、動悸がすることともよくありました。生きていくうえで、健康が何よりも大切です。仕事に対するストレスや不満が大きくなった場合、自分自身の健康を守るために短期離職をすることが考えられます。

身体に支障がある場合は、無理せず休みを取ってストレスを解消し、自分自身をリフレッシュさせましょう。

人間関係の問題でストレスを感じたときも要注意

仕事のほか、人間関係の問題でストレスを感じることがあるかもしれません。私も、新卒で入った会社はかなりの体育会系で、今では珍しいですが、上司から部下へのパワハラも何度か目撃していました。

また、私自身繊細な側面があり、ほかの同僚が怒られているところを見て、自分も同時に怒られているような辛い気持ちになっていました…。また、上司や同僚が理不尽で辛い目に遭っている人もいるかもしれません。

会社のほかの人に相談しても解決しないような場合は、自身の健康のためにも辞めるという選択肢をとるのも一つの方法です。昔に比べると転職が一般的になってきたこともあり、辞めても立ち直る気持ちさえあればなんとかなります。

短期離職の際に注意すべきこと

辞めてもなんとかなると言いましたが、短期離職をする場合、注意しておきたいポイントがあるのも事実。ここでは、短期離職の際に注意しておきたいことについて考えてみます。

退職理由の説明の仕方に注意する

短期離職をした場合、将来の就職先でその理由を問われることがあります。その際、退職理由を上手に説明することが大切です。

「上司が嫌いで…」「残業が多くて…」など正直な事実のみを伝えてしまうと、面接官はあまりよい印象を持ちません。私の場合は、

  • より裁量のある環境で自分を成長させたい
  • 頑張ったらしっかりと評価される職場で働きたい

などと伝えて、どうしてそう思っているのか背景もあわせて伝えるようにしていました。できる限りポジティブな理由を伝えることが大切です。

退職金や失業手当などの給付金の受け取り方を確認する

短期離職をする場合、退職金や失業手当などの給付金が支給される場合があります。この場合、給付金の受け取り方や条件をしっかりと確認しておくことが大切です。

ちなみに自己都合の退職であっても、退職日以前の2年の間に雇用保険に12ヶ月以上加入していれば、失業手当がもらえます。dodaに詳しいことが書いてあるのでぜひ下記を参照してみてください。

短期離職を乗り越えるためのちょっとした心構え

時間をかけて自分自身を見つめ直す

短期離職後は、自分自身を見つめ直す時間を持つことが大切です。同じことを繰り返さないためにも、自分が今後のキャリアに求めるもの、やりたいこと、自分の強みや弱みなどを時間をかけてじっくりと考えることが必要です。

どうやって見つめ直せばよいかわからない人におすすめなのが、ノートに書いてみること。やりたいと思ったことを箇条書きしていくだけでも、1枚の紙のなかで自分を客観視できるためおすすめです。強みや弱みを詳しく知りたい方は、dodaの「自己PR」発掘診断など自己分析ツールを使ってみるのもよいでしょう。

失敗を恐れずにチャレンジする姿勢を持つ

新しいことにチャレンジする際には、失敗を恐れずに挑戦する姿勢が大切です。失敗すればそこから新しい何かを学ぶことができ、次に活かせます。

また、その際に自分自身に厳しく接しすぎないことが大切。ストイックになりすぎると、自分で自分を苦しめてしまう場合もあります。自分のペースで取り組みつつ、やりたいことに向かって一歩ずつ進んでいきましょう。

ちなみに、新しい仕事にチャレンジしようと転職活動を始める際は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。私自身4回転職をしているのですが、転職エージェントには大変お世話になっています。

自分が知らなかった転職情報や求人を知ることができるほか、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策もやってくれます。納得できる転職活動をするためにも、ぜひ下記を参考にしてみてくださいね。

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短期離職で人生が終わるわけではない!その後の行動が大切

前向きに生きるイメージ画像

短期離職を実際にすると、辞めた後に「どうして辞めたんだろう」「もうどこにも転職できないや」などと悲観的な気持ちになりがちです。私自身2回も短期離職をしてしまい(1社目が8ヶ月で2社目が7ヶ月)、「もう会社員なんてなれない」と本気で思っていました。

ですが、そこからなんとか這い上がりここまでなんとかやれています。短期離職の辛さを知っているからこそ、なんとかなるもんだよと言いたくてこの記事を書いています。

確かに楽な道ではありませんでした。辛い時期もあったけれど、だけどそこで前を向けたから、今こうして生活できているんだと思っています。

短期離職をしてしまったものはしょうがない。だけどそれで人生が終わるわけではない。「これから新たな人生を作っていくんだ」というくらいの気概を持っていれば、きっと道は開けてくるはずです!

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