- 英語のハノンのやり方ってどんな感じなの…?
英語のハノンの購入を考えている人のなかには、上記のような使い方に疑問を持っている人も多いでしょう。
この記事を読むことで、
についてご紹介します。
英語のハノンの進め方についていまいちイメージを掴めない人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
繊細くん
ちょっぴり繊細な面を持つ30代。
現在はグローバル部門の会社員として活動しています。
現在オンライン英会話(DMM英会話)と英語のハノンを1年以上毎日かかさず継続中
TOEIC860点取得(2021年)
英語のハノンのやり方とは?
英語のハノンの各ドリルにおける基本的なやり方は以下の通りです。
まずは英語のハノンのテキストを開いて、ドリルの解説をまずは読み込みます。読み込んで理解したら、トラックナンバーを確認して音声を再生します。
音声に続いて、声に出してリピートしましょう。各文に和訳がついていますが、和訳は音声で読み上げられないので注意です。
2回リピートした後に、”change”や”omit”といった指示が流れてきます。どういう指示なのかこのときしっかりと聞いておきます。
指示を理解したら、その指示に従って文を自分で変換します。
※変換方法は各ドリルの解説部分で学べるので安心してください。
変換された文章についても音声が流れてくるので、音声に続いて2回リピートします。
英語のハノンでは、1つの文章で最大4段階の変換が起こります。
複数変化する場合は、ステップ5が終わったらまたステップ3に戻り、以下繰り返しましょう。
上記のステップ1〜ステップ6について、スムーズに言えるようになるまで何度も繰り返して練習します。
慣れないうちは、1ドリルに1時間かかるようなこともありました。とにかく根気強く進めることが大切です…!
まずは開本で言えるようになろう
上記のステップは、開本(テキストを見ながらの状態)→閉本(テキストを閉じた状態)の順番で進めます。
まずは開本でスムーズに言えるよう練習しましょう。テキストを見ながら、変化の規則性を頭に染み込ませます。
いきなり閉本の状態で言えるようになるのは相当難易度が高いです。まずは焦らず、本を見ながらじっくりと取り組むことが大切です。
ちょっと疑問に思ったら、ドリルに取り組む前の解説を都度見直してみましょう。
開本で言えるようになったら閉本で言えるまで繰り返そう
開本の状態でスムーズに言えるようになったら、今度はテキストを閉じて、閉本の状態でスムーズに言えるようになるまで繰り返しましょう。
実際にやってみるとわかるのですが、テキストを閉じた状態だと難易度が一気に高まるので注意です。
例文も聞き逃さず、音声に沿って正確にリピートする必要があります。
ちょっと躓いたりフリーズしたりすると、言い終わる前に次の音声が流れてきてしまいます…。
ここでくじけることなく、頑張ってついていけるよう繰り返し練習していきましょう!
英語のハノンで次のドリルに進むときの目安
次のドリルに進めてよいかどうかは、閉本でスラスラ言えるようになったかどうかを目安としましょう。
英語のハノンの著者である横山雅彦さんも以下のようにおっしゃっています。
ハノンは必ず閉本でスラスラ言えるまで。言えるけど、これ、暗記してしまってるんじゃないか、と思ってもかまいません。それでいいです。最初のcue(changeやquestionやnagativeなど)の次のポーズに反応できることが、そのドリルの卒業の目安です。開本の音読練習にしてしまわないでくださいね。
— 横山雅彦/Masahiko YOKOYAMA (@strong_logic) June 26, 2022
ちなみに、上記ツイートの「暗記してしまっているんじゃないか」という点に関しては、非常に私もよく思っていました。
1時間も同じ文章をずっと言っていたら勝手に覚えてしまいます…笑
しかし横山さんがおっしゃるには、それでよいとのこと。むしろそれくらいやりこむことで、スピーキングの礎につながると思っています。
まずは初級から取り組もう
英語のハノンは初級・中級・上級・フレーズ編とありますが、まずは初級から行うようにしましょう。
初級はテキストをざっと見ると簡単そうに見えますが、実際にやってみると難しいものです。
ただ知っていることと使いこなせることは全く違います。
また、英語のハノン初級の最初のユニットで英音法について学べるのもポイント。リンキング(連結)やリダクション(離脱)について学ぶことで、ちょっとした音の変化に気づけるようになります。
そしてこの英音法をしっかりと学んでおかないと、中級・上級の速い音声スピードについていけなくなります。
ちなみに横山さんも以下のように述べています。
いきなり中級から始めていいのは、TOEICなら軽く950は出る人か(本当はそういう人にこそ一度初級を通ってほしいのですが)、初級のドリルを閉本でなんとかこなせるようになった人です。 https://t.co/4pd8aGBVpc
— 横山雅彦/Masahiko YOKOYAMA (@strong_logic) January 30, 2022
ちなみに英語のハノンの初級は、各ドリルにスロースピードとナチュラルスピードの2種類が用意されています。
(中級と上級はなし)
- スロースピード:文字通りゆっくりとしたスピード
- ナチュラルスピード:ネイティブが話すようなナチュラルなスピード
スロースピードで口をしっかりと慣らしてからナチュラルスピードに取り組むなど、2段階の速さで英音法含めて学習できるのは大きな魅力です。
何周も繰り返すのがスピーキング上達のコツ
英語のハノンは本を1冊終えたから完璧というわけではありません。本を何周も繰り返すことで、より英語が口に馴染んできます。
私自身、2022年2月から英語のハノンに毎日取り組んでおり、2023年6月25日現在
- 英語のハノン初級:3周
- 英語のハノン中級:3周
- 英語のハノン上級:3周目の途中
と繰り返しトレーニングに励んでいます。
英語のハノンを2周目・3周目と繰り返すうちに、1周目のときよりスムーズに口から英語が出るようになったと実感しています。
オンライン英会話において、英語のハノンで練習した文章の型が自然と出てくることもあります。
スピーキング力をどんどん鍛えたい人は、1周終わったからといってトレーニングを終えるのではなく、ぜひ繰り返し取り組んでみることをおすすめします!
英語のハノンの効果は?
英語のハノンを1年以上続けて、個人的に以下のような効果を実感できています。
- 反射的に英語が口から出るようになった
- 英会話のテンポがスムーズになった
- 英文法の重要性に気がついた
- 習慣化が身についた
英語のハノンを続けて徐々に効果を感じてきています。
一朝一夕ですぐに効果を実感するものではないですが(英語のハノンに限らず)、英語のハノンでトレーニングを続ければ、着実に、しっかりとした基礎を身につけられます。
英語のハノンのくわしい効果やメリットは以下にまとめているので、あわせて参考にしてみてくださいね。
英語のハノンの正しいやり方で英語力を向上させよう
英語のハノンは1日1ユニット進めるようなやり方をせずとも、1日1ドリルで十分です。
1日1ドリルでも負荷は高いです。ドリルによっては1時間近くかかってしまうことも…。
長い道のりのように感じるかもしれませんが、毎日コツコツと続けていけば、英語力の向上を実感するはず。
私自身も英語のハノンを1年以上続けていますが、スピーキング力の着実な効果を感じています。
2年・3年とどんどん続けながら、さらに英語力を伸ばしたいですね。
また、個人的に英語のハノンと一緒にオンライン英会話を同時並行で始めるのもおすすめです。
英語のハノンで学んだことをオンライン英会話でアウトプットでき、ポジティブな循環のなかでさらなる英語力の向上が期待できます。
オンライン英会話も1年半近く毎日続けていますが、英語のハノンとのコンボは最強だと感じています!
オンライン英会話選びで迷ったら、DMM英会話がおすすめです。1年以上毎日レッスンを受けていますが、気さくな講師が多く、毎日楽しく受けられています。
DMM英会話がどんな感じか気になる方は下記ボタンをチェック!無料会員登録をすると、無料体験レッスンが2回受けられます。
コメント